過去に私のトレード講習、セミナーなどを受講された方には、受講者様向けのメールマガジンを介して同様のお知らせをご案内していますが、念のため、ブログの方でもお知らせしておきます。
私の方で現在、推奨させて頂いている仮想通貨の取引所は「取引手数料」「スプレッド」といった取引コストの優位性から、以下の2つとなっています。
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bitFlyer(ビットフライヤー) |
bybit(バイビット) |
bitFlyerは国内運営の取引所であり、bybitは海外運営の取引所となっているのですが、国内運営の『bitFlyer』の方は、金融庁のレバレッジ規制の関係で「最大レバレッジ倍率が2倍」となっています。
対して、海外運営の『bybit』は、とくにそのような規制はないため100倍までのレバレッジを利用できる関係から、高いレバレッジ倍率でトレードを行っていく場合においては『bybit』の方を推奨していました。
現在も証拠金取引(FX)において、bybitが推奨である点には変わりはないのですが、bybitにおける「取引形態」については、
・USDT無期限による取引(FX)は非推奨(USDT保有を非推奨) ・インバース無期限による取引(FX)を推奨(BTC保有を推奨) |
とさせて頂きたいと思います。
bybitにおけるUSDT無期限による取引を「非推奨」とする理由。
USDT無期限を非推奨とする「理由」としましては、ここ数日の間にこのブログの方で公開している、以下のような記事の内容に基づく判断となっています。
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そもそも「bybit」は法定通貨(日本円や米ドル)を保有する事が出来ない取引所となっている関係から。原則として「口座内に仮想通貨を資金(証拠金)として保有しておく」という形になります。
その上で、USDT無期限はUSDT(ドルテザー)を証拠金とする取引形態であり、インバース無期限は、BTC(ビットコイン)を証拠金とする取引形態となっているため、
・USDT無期限による取引を行う場合はUSDT(テザー)をbybitに保有 ・インバース無期限による取引を行う場合はBTC(ビットコイン)をbybitに保有 |
このいずれかの形で「USDT(テザー)」か「BTC(ビットコイン)」をbybitの取引口座内に保有しておく必要があったわけです。
私自身がツイッターを介して行っていた「公開トレード」などでは、ビットコインの現物レートが上昇傾向にあった時期は、BTCによる「インバース無期限」による取引を行っていました。
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ただ、BTCの現物レートが500万円台を超えて高騰していった本年度(2021年)以降は上昇後の大幅な下落を警戒している事もあって「USDT無期限」(USDT保有)に切り替えていました。
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そんな経緯も踏まえて、これまで、私の方で行っている「トレード講習」や「セミナー」などでも、bybitにおける取引形態については、とくにどちらかを推奨する事もしていませんでした。
ですが、現在は「USDT(テザー)の保有はリスクあり」と考え、私自身、USDTは全てBTCに交換した上でbybitにおける取引は「インバース無期限」に切り替えています。
ただ、これはあくまでも私の個人的な見解による自己判断の範疇でしかありません。
今後もUSDTがテザー社による価値(レート)の裏付けに基づいて米ドルとの等価レートを維持し続ける事ができるなら、それはそれで何の問題も無い話だからです。
よって、ご自身で各情報を精査いただいた上で、最終的に「USDTの保有リスクはそこまでのものではない」とお考えになる場合は、USDT無期限取引(USDTの保有)を行って頂いても構いません。
何にしても、最終的に、ご自身の資産をどう保有するかは自己判断ですから、一応、上記のような記事を参考にしてご判断ください、という事です。
インバース無期限における「ビットコイン保有」のリスクヘッジについて。
ただ「インバース無期限」の方で取引を行っていく場合、運用資金を「BTC(ビットコイン)」で保有していく事が前提となります。
よって、その場合にはビットコインの相場変動による値崩れのリスクが生じてしまう事は免れません(値上がりする場合には大きなリターンを得られる可能性もありますが)
ただ、ビットコインの相場変動におけるリスクに関しましては、以下の資料で公開している「リスクヘッジ」の対策を取る事で、ビットコイン値下がりのリスク(損失)は実質的に「回避」する事ができます。
>ビットコインの投資、保有を「ノーリスク」にする方法(PDF)
この資料で解説している「リスクヘッジ対策」は『保有しているBTC数量分の売りポジションを建てる』という方法で、この対策を取っていく事で、
・USDT無期限による取引(FX)は非推奨(USDT保有を非推奨) ・インバース無期限による取引(FX)を推奨(BTC保有を推奨) |
という状況になり、結果的に、ビットコインの相場が高騰しても暴落しても、BTCの数量とその価値(レート)による資産価値は「イーブン」となります。
つまり、ビットコインの相場がどちらに変動しても損失も利益も伴わない状況を作り出す事ができるという事です。
その具体的なやり方や「ビットコインが値崩れしても損失が伴わない理由」などは、資料の方で、より詳しく説明していますので、是非、目を通しておいてください。
▼ ビットコインの「ノーリスク運用」で資産を増やす方法BTCを保有しつつインバース無期限でトレードを行っていく場合において、先ほどお伝えした「リスクヘッジを前提とする売りポジション」を建てていく場合には、
という事を徹底していく事で、
という状況を作り出していく事も可能になります。
となるため、先立つ600万円のBTC1枚の状況と資産状況は変わりません。
となり、この時点で6000万円相当まで資産を増やす事ができます。 ↓↓↓ 2020年2月時点で10.5枚まで増えていたビットコインは、もともとは以下のような1枚のビットコインだったわけです。 ↓↓↓ それこそ私はツイッターなどでも実際に「値動きの予測」を公開している通り、かなり高い精度でテクニカル分析によって値動きを予測できる基準を確立する事ができているため、
これを徹底する事で、レートが下がる時はビットコインを増やし、レートが上がっていく時には、その価値を高める方法で、いわゆる「暗号資産」を着々と増やす事が出来ているという事です。 |
以上、私のトレード講習、セミナーの受講者様に向けたbybitにおける「USDT無期限」によるデリバディブ取引(FX)非推奨のお知らせでした。
ブログ内には今回のお知らせに関連する記事が幾つかございますので、併せて参考にしてください。
>bybit「USDT無期限」と「インバース無期限」の違いと比較。
>USDT(ドルテザー)の仕組み、ステーブルコインのリスクとは。
>テザー社によるビットフィネックスへのUSDT準備資金流用疑惑の顛末
>USDT(テザー)とUSDCの違いと比較、テザー衰退の予兆。